高級な羽毛布団は、ボリュームもあり保温性もありますから、人気の素材といえます。羽毛布団というのは、時々風通しのよいところで日陰干しをし、ブラシなどで軽くほこりをはらうようにお手入れをすることで、長く使用することができます。ただ、それでも日々の使用でホコリやダニなども付着し、ボリュームも徐々になくなっていきますから、リフォームを行う必要があります。通常、羽毛の寿命は50~100年ともいわれていますから、大切に使用すれば長く使い続けることができます。
ただ、これは、定期的にリフォームなどのメンテナンスを行うことが必要で、年月が経つにつれて、側生地も汚れが目立ってきますから、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。羽毛というのは、熱風をあてると膨らみますが、汚れがついている状態では膨らみかたの持続が異なります。羽毛布団のリフォームでは、一度布団を解体し、中の羽毛を洗浄、乾燥することで、本来の羽毛の機能をよみがえらせることができます。洗浄、乾燥した後には、くず羽毛を取り出して、新しい羽毛を追加していきますから、新品同様のボリュームを取り戻すことができます。
10年以上使用してボリュームが落ちてしまったり、丸洗いをしても生地の汚れが落ちない。生地の隙間から羽毛が出てくる。羽毛が片寄るといった状態になった場合には、リフォームを行うことをおすすめします。新たに買い直すよりも費用を抑えることができ、環境にも優しいのでおすすめです。